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学術研究

アゼリア(更年期)外来受診患者の更年期症状緩和におけるアロマテラピーの有用性の検討 第二報

○村上志緒a、代田琢彦b、多々良久仁子a、土井めぐみb、新橋成直子b、保坂猛b、林真一郎a、石塚文平b
(aグリーンフラスコ株式会社グリーンフラスコ研究所、b聖マリアンナ医科大学産婦人科)

【目的】
欧米など先進国を中心に、西洋医学を中心とした医療分野に相補・代替医療を導入して、統合医療として取り組むケースが近年増加し、研究も盛んになってきている。現在、更年期障害を主訴とした患者に対しては薬物療法、特にホルモン補充療法、抗不安剤、漢方薬を用いた治療が主となっている。当院アゼリア(更年期)外来では、代替医療の導入を具体的に検討することを目的とし、そのひとつとしてアロマテラピーによる更年期症状改善への有用性の検討を開始し、昨年の本学会にて第一報を報告した。今回は更に多くの対象について検討を行ったので報告する。
【方法】
聖マリアンナ医科大学病院産婦人科アゼリア外来の患者を対象に、外来受診時に約30分のアロマテラピーの施術を行った。施術前後にクッパーマン指数を含めた状態把握のためアンケートを行い、併せてセルフケアの方法を説明し家庭での実施を促した。約1ヵ月後の再受診時に前回同様の施術と施術前後の状態把握アンケートを行い1つのケースとし、推移を解析した。現在15例の患者にて実施した。
【結果】
クッパーマン指数は、1回目の施術前31.4±6.8に対して、約1ヵ月後の再受診時施術前には22.9±6.3と有意に低下した(p<0.01)。クッパーマン指数の推移と症状項目別のスコア推移を下記に示す。
【総括】
更年期症状緩和においてアロマテラピーが有用であることが示唆された。より効果的な更年期症状の緩和を目的として、ホルモン補充療法などの薬物療法とともに、アロマテラピーを選択肢のひとつとして考えられ得るといえよう。

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