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学術研究
アロマテラピーは冠血流予備能を改善する
〜経胸壁ドップラー心エコー図を用いた検討〜 ○千葉大学大学院医学研究院 循環病態医科学
本城祐子、長谷川玲、豊田智彦、関根泰、川田貴之、李光浩、吉田勝哉、 大門雅夫、吉田勝哉、小室一成 ○グリーンフラスコ研究所 村上志緒、林真一郎 【背景】 精神的ストレスは心事故の発症リスクの一つである。我々はこれまでにメンタルストレスにより一過性に冠血流予備能(CFR)が低下することを報告した。近年様々な分野にて代替医療が注目を集めており、アロマセラピーは精神的リラクゼーションの手法の一つだが、冠循環に及ぼす影響についてはまだ検討がない。 【目的】 経胸壁ドップラー心エコー図法にてアロマテラピーの冠循環に及ぼす影響を検討する。 【方法】 対象は健常成人男性9人。約4畳の小部屋に点滴ルートを確保し安静臥床とした後、経胸壁心エコー図法を施行。使用機器は日立メディコ社製EUB-8500、探触子はEUP-S52高周波探触子を用いた。左前下行枝を描出し、ATP(0.15mg/kg/min)の持続静注にて反応性充血の状態とし冠動脈血流速予備能(CFVR)を計測した。その後グリーンフラスコ社製のラベンダーエッセンシャルオイル200μlを20mlの温水に滴下しアロマランプにて拡散させた。拡散開始30分より再び同様の方法でCFVRを計測した。 【結果】 アロマテラピ−前後で収縮期血圧は111.6±10.3から105.5±12.7mmHg (p<0.05)、拡張期血圧は60.9±5.9 から56.6±9.8 mmHg(p<0.05)と有意な低下を示した。一方CFVRは4.1±0.9から5.0±1.0へと有意な上昇を認めた(p<0.05)。 【結論】 ラベンダーによるアロマテラピーは冠循環に好ましい影響をもたらす。 |
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