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学術研究
アゼリア(更年期)外来におけるアロマテラピーの有用性について ○土井めぐみ1)、新橋成直子1)、保坂猛1)、代田琢彦1)、村上志緒2)、林真一郎2)、石塚文平1)
1)聖マリアンナ医科大学産婦人科、2)グリーンフラスコ株式会社グリーンフラスコ研究所 アゼリア(更年期)外来受診患者の意識調査を行い、約79%が大学病院へ代替医療の取り入れを希望するという背景を受け、2002年より更年期に対する統合医療の一環としてアロマテラピーを取り入れ、その有用性について報告してきた。アロマテラピーは精油そのものの薬理効果と、香りによる嗅覚を通じた脳への刺激による効果が存在する。今回は、日本人に馴染みのあり、比較的好まれる香りで、鎮静作用を持つユズとモミの精油(グリーンフラスコ製)を用いてその有用性を検討した。対象は当院のアゼリア外来を受診中の患者で薬物療法に抵抗がある、もしくは薬物療法を施行しているが症状があり、アロマテラピー施行に理解を得られた患者に対して行った。患者背景は、平均年齢53.9±9.5歳、クッパーマン指数、SDS、不安尺度としてSTAIを評価した。状態STAIはアロマテラピー前45.8±8.7、後31.7±6.5と有意に低下し、特性STAIはアロマテラピー前51.6±8.5、後46.8±8.7と有意差は認めなかった。アロマテラピーには抗不安作用があり、心因性に引き起こされる中等度の更年期症状の緩和に有用であることが示唆された。
「日本更年期医学会第19回学術集会」で発表(2004年10月23-24日 広島にて開催) |
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