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学術研究
アゼリア(更年期)外来受診患者の更年期症状に関する ○村上志緒2)、代田琢彦1)、土井めぐみ1)、新橋成直子1)、保坂猛1)、林真一郎2)、石塚文平1)
1)聖マリアンナ医科大学産婦人科、2)グリーンフラスコ株式会社グリーンフラスコ研究所 【目的】 現代医療に相補代替医療を導入し、各患者に最適な治療を提供する統合医療が注目されている。現在、更年期障害を主訴とした患者にはホルモン補充療法などの薬物治療が主である。アゼリア外来では、代替医療を導入、統合医療実現の具体的検討を目的に、アロマテラピーの更年期症状に関する有効性について検討、報告してきた。今回は質的研究アプローチについて報告する。 【方法】 外来受診時にアロマテラピーを施術し、その前後にコンサルテーションを行い、家庭でのセルフケア実施を促した。セルフケア実施期間は患者が記録用紙に実施状況の他、日々の変化などを自由に記入した。再受診時に施術とコンサルテーションを行って1ケースとした。コンサルテーションでの面接(構造化/半構造化/深い面接)、観察、セルフケア記録での記述分析により患者の状態推移を検討する質的研究アプローチを試みた。 【結果】 面接では患者が自己の心身状態及び改善度合を個々の尺度で把握していることが確認され、アロマテラピーの有効性が示唆された。記述分析ではセルフケアの実施により自己の心身状態の認識や症状改善への意欲が自発的に生まれることが示唆された。 【総括】質的研究によって更年期症状にアロマテラピーが有効であることが示唆された。アロマテラピーを治療の選択肢のひとつとし、また、質的アプローチによる情報をフィードバックすることにより、個々の患者の症状を効率的に改善する統合医療の実現を目指し得るといえよう。 ※「日本更年期医学会 第19回学術集会」で発表(2004年10月23-24日 広島にて開催) |
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