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厚生労働省食品安全委員会がコンフリーの安全性を検証

  食品安全性委員会は、ムラサキ科の植物「コンフリー(シンフィツム)」について、安全性に関する審議を開始した。厚生労働省では、今後提出されるリスク評価を踏まえ、食品衛生法に照らし合わせた必要な対応を図るとしている。現在国内の業界団体が販売を自主的に止めている状況にあり、大々的に販売しているメーカーはほとんど無いが、ネット販売などで数社が取り扱っていることが分かっている。
4月1日に都内で開催された第39回食品安全委員会の会合では、コンフリーが海外で野菜として食べられていることや栄養補助食品原料として販売されていることから「アマメシバと類似点が多い。結果次第では、販売の一時停止もありうる。」とした。成分の規格基準を策定することも考えられる。
コンフリー(Symphytum spp.)は、ヨーロッパ、西アジア原産のムラサキ科の植物で、別名ヒレハリソウ、通常のコンフリーの他、プリックコンフリー、ロシアンコンフリーなどいくつかの種類がある。ヨーロッパでは、野菜やハーブ療法の材料として使用され、若い芽や葉を茹でて野菜として食べる習慣や痛風や関節炎緩和などの用途で、栄養補助食品としても販売されている。
日本では、健康被害はこれまで報告されていないが、平成13年7月にFDAが関係業界に対し、ある種のコンフリーには、健康に重大な悪影響(肝毒性、発ガン性など)をおよぼすピロリジジンアルカロイドについて暫定的耐容摂取量(1μg/kgbw/day)を設定した。
平成15年12月には、カナダ保健省が消費者に対し、「コンフリー関連食品が肝傷害を引き起こす恐れのあるエチミジン(ピロリジジンアルカロイドの一種)を含む可能性があり、食べないように」との旨を勧告している。これらの諸外国の動きは、まだ勧告段階で、回収命令など法的な措置は発動されていない。
(Food Style 21, 2004.5 (Vol.8, No.5))

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