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肥満、高血糖、高脂血症・・マテ茶でメタボリックシンドローム対策
〜マテ茶で体重・BMI・血糖値・中性脂肪・コレステロールのレベルダウン〜

 

 胴囲を測り、血液検査で血糖値やコレステロール値のチェック・・。特定健診、別名メタボリックシンドローム健診が2008年4月より40歳以上を対象にスタートした。メタボリックシンドローム(通称メタボ)は、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態をいう。京都薬科大学の吉川雅之教授らは、このメタボの症状改善に南米のマテ茶が有効であることを日本薬学会第129年会で報告した。
 マテ茶はパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンといった南米の国々に自生するイェルバ・マテ(モチノキ科 Ilex paraguariensis)の葉部や枝部を材料としたお茶である。ひょうたんで作ったグァンバという器に、マテを入れて湯を注ぎ、茶漉し付きストローのようなボンビージャで吸って飲む。日本人が緑茶を飲むように現地の人々は日常生活で愛飲しているお茶だ。カフェインを含むことにより中枢神経系を賦活し、利尿効果も大きい。またカルシウムや鉄、ビタミンを多く含むことから「飲むサラダ」といわれているそうだ。
 メタボリックシンドロームの疾患モデルマウスであるTSODマウスにマテ茶を7週間服用させ、肥満や高血糖、高脂血症に対する効果を検討した。その結果、体重、BMI、食糧摂取量が減少し、ブドウ糖負荷試験による空腹時血糖値が低下、そして血中の中性脂肪やコレステロールの減少が認められ、マテ茶が肥満や高血糖、高脂血症の症状改善効果を有することが示された。更に、マテ茶は脂肪組織の白色脂肪細胞の重量を減少させ、TSODマウスの血中のアディポネクチン濃度を上昇させたとのこと。白色脂肪細胞は肥満の原因となる脂肪細胞であり、アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるタンパク質で内臓脂肪量に逆相関することがわかっている。体重を減らして脂肪も減らし、そして血糖値も・・・。南米産の飲むサラダ、マテ茶は私たち日本人のメタボ対策にも一役かってくれそうだ。

4/17/2009 Text by Shio Murakami

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