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紅茶でほっと一息・・ストレート?レモン?ミルク?それとも甘いティー?
〜アレンジによる紅茶のストレス軽減効果の比較〜

 

 午後には紅茶でほっと一息リラックス・・。そんな一コマは私たちの生活の中で随分と馴染みのある光景だ。そしてカフェで紅茶をオーダーすると必ず耳にするフレーズは「レモン、ミルク、お砂糖はお要りになりますか?」・・。嗜好飲料である紅茶はツバキ科チャノキの葉部を用いる立派なハーブティー、その紅茶のアレンジによってストレス軽減効果にどのような差があるのかを検討した結果が、日本薬学会第129年会で名古屋女子大学の朱氏らにより報告された。
 この研究では、22〜24歳の女性8〜10名を対象に、ダージリン紅茶2gを90℃の湯150mLで3分間抽出後に50℃にして飲用した場合のストレス軽減効果について、同温度の白湯を飲用した場合との比較を行った。紅茶は、ストレートティーの他、レモンティー、ミルクティー、そして砂糖を加えた甘いティーについて検討している。心電図による自律神経のバランス、心拍数、唾液アミラーゼ活性、近赤外光による血管幅の変化と静脈血の酸素消費度を指標として、飲用前後での変化とともに60分間の計算ストレス負荷をかけた状態での変化をみることにより評価を行った。
その結果、紅茶を好きでよく飲用する被験者は、そうでない被験者に比べて血管拡張効果が大きい傾向が認められた。また飲用40〜60分後には、飲用前に比べて交感神経が亢進するが、レモンティーでは抑制されることがわかった。そして計算ストレス負荷試験では、レモンティー、及び砂糖を加えたティーで、交感神経の亢進が抑制され、更に副交感神経が亢進される傾向が各々認められたとのことだ。
 レモンティー、そして甘いティー・・。仕事の合間のティータイムには、酸っぱく、甘く、紅茶をアレンジすると、よりリラックス効果が増すようだ。

5/8/2009 Text by Shio Murakami

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