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資料3:THE COMPLETE GERMAN COMMISSION E MONOGRAPHS (ドイツ コミッションE モノグラフ 英語版 ABC 1998)

 
1)アロエ
長期連用により、血清カリウム濃度が低下し(低カリウム血症)強心配糖体や抗不整脈薬の作用を増強する可能性がある。低カリウム血症は、チアジド系利尿薬、副腎皮質ステロイド、リコリスの根との併用で悪化する。
※同様の相互作用が、刺激性緩下作用を有する次のハーブに適用される:カスカラ・サグラダの樹皮、バックソーンの樹皮と実、ルバーブの根、センナの葉と実
※モノグラフではアロエは市販されている多くの飲み物に含まれるジェルではなく、内鞘の葉から作った「ドラッグ・アロエ」として取り上げられている。アロエジェルの服用では顕著な緩下作用は現れないため、上記の薬物相互作用は起こらない。

2)ベラドンナ 葉・根
三環系抗うつ薬やアマンタジン(抗ウィルス薬・抗パーキンソン病薬)、キニジン(抗不整脈薬) との併用により抗コリン作用を増強する。

3)ブロメライン
抗血液凝固剤、抗血小板薬との併用により、出血傾向を増強させる可能性がある。血漿中及び尿中のテトラサイクリン系抗生物質の濃度を上昇させる。

4)バックソーン 樹皮・実
長期連用により、血清カリウム濃度が低下し(低カリウム血症)強心配糖体や抗不整脈薬の作用を増強する可能性がある。低カリウム血症は、チアジド系利尿薬、副腎皮質ステロイド、リコリスの根との併用で悪化する。

5)バグルウィード
不明。甲状腺製剤との相互作用はない。放射線診断に影響を与える。

6)カスカラ・サグラダ 樹皮

長期連用により、血清カリウム濃度が低下し(低カリウム血症)強心配糖体や抗不整脈薬の作用を増強する可能性がある。低カリウム血症は、チアジド系利尿薬、副腎皮質ステロイド、リコリスの根との併用で悪化する。

7)チェストツリー 実
不明。動物実験でドパミン様作用が報告されているため、ドパミン受容体拮抗薬の効果を減弱させる可能性がある。

8)キナ 樹皮
抗血液凝固剤との併用により、併用薬の作用を増強する。

9)コーヒー チャコール(炭)
高い吸着力により、併用薬に吸着し作用発現に影響を及ぼす可能性がある。

10)コーラ 実
向精神薬やカフェインを含む飲料の作用を増強する。

11)エフェドラ 
強心配糖体やハロタン(全身麻酔薬)との併用により、心拍数に影響を及ぼす。
グアネチジン(抗高血圧薬)との併用により、交感神経興奮作用を増強する。
MAO阻害薬との併用により、エフェドリンの交感神経興奮作用が顕著に増強される。
ライムギアルカロイド誘導体やオキシトシン(下垂体後葉ホルモン製剤)との併用により、高血圧を誘発する。

12)ユーカリ 葉・精油
葉については不明。精油は、解毒作用に関与する肝臓の酵素を誘導するため、併用薬の効果を減弱、または作用時間を短縮する可能性がある。

13)フラックスシード(亜麻仁)
粘液が併用薬の吸収を阻害する可能性がある。

14)ヘンベイン(ヒヨス) 葉
三環系抗うつ薬やアマンタジン(抗ウィルス薬・抗パーキンソン病薬)、キニジン(抗不整脈薬) との併用により抗コリン作用を増強する。

15)インディアンスネークルート 
ジギタリス配糖体(強心利尿薬)との併用により、徐脈を起こす。
バルビツレート(催眠薬、抗てんかん薬)との併用により、相互に作用を増強する。
レボドパ(抗パーキンソン病薬)との併用により、併用薬の作用を減弱させ、錐体外路症状を増悪させる可能性がある。
交感神経興奮薬(風邪薬や食欲抑制薬)との併用により、高血圧を誘発する。

16)カヴァカヴァ 根茎
中枢神経系に作用する物質(アルコール、バルビツレート、向精神薬など)の作用を増強する可能性がある。

17)リコリス 根
チアジド系利尿薬などとの併用により低カリウム血症が誘発され、ジギタリス配糖体に対する感受性が亢進する。

18)リリー・オブ・ザ・バレー(スズラン)
キニジン(抗不整脈薬)、カルシウム製剤、塩排泄利尿薬(チアジド系利尿薬、ループ利尿薬、カリウム保持性利尿薬)、緩下剤や糖質コルチコイドとの併用により、主作用及び副作用を増強する。

19)マシュマロー 葉・実
不明。併用薬の吸収を遅らせる可能性がある。

20)ニアウリ 精油
シネオールを多く含むため、解毒作用に関与する肝臓の酵素を誘導し、併用薬の効果を減弱、または作用時間を短縮する可能性がある。

21)オーク 樹皮
アルカロイドやその他のアルカリ性薬物の吸収を低下、または阻害する可能性がある。

22)フェザント・アイ
キニジン(抗不整脈薬)、カルシウム製剤、塩排泄利尿薬(チアジド系利尿薬、ループ利尿薬、カリウム保持性利尿薬)、緩下剤や糖質コルチコイドとの併用により、主作用及び副作用を増強する。

23)サイリウム 種子、 ブロンデ・サイリウム 種子の皮
併用薬物の消化管での吸収を遅らせる可能性がある。インスリン依存性糖尿病のインスリン投与量を減少させる可能性がある。

24)ルバーブ 根
長期連用により、血清カリウム濃度が低下し(低カリウム血症)強心配糖体や抗不整脈薬の作用を増強する可能性がある。低カリウム血症は、チアジド系利尿薬、副腎皮質ステロイド、リコリスの根との併用で悪化する。

25)サルサパリージャ/サルサパリラ 根
ジギタリス配糖体(強心利尿薬)、ビスマス製剤(消化性潰瘍治療薬、止瀉薬)など併用した場合、併用薬の吸収を高める。また催眠薬などの併用は併用薬の排泄を促進する。上記の併用によりハーブの作用は増強もしくは減弱する。

26)スコポリア 根
三環系抗うつ薬やアマンタジン(抗ウィルス薬・抗パーキンソン病薬)、キニジン(抗不整脈薬) との併用により抗コリン作用を増強する。

27)スコッチ・ブルーム
チラミンを含むため、MAO阻害剤との併用で、異常昇圧を誘発する可能性がある。

28)センナ 鞘/葉
長期連用により、血清カリウム濃度が低下し(低カリウム血症)強心配糖体や抗不整脈薬の作用を増強する可能性がある。低カリウム血症は、チアジド系利尿薬、副腎皮質ステロイド、リコリスの根との併用で悪化する。

29)スクィル 
キニジン(抗不整脈薬)、カルシウム製剤、塩排泄利尿薬(チアジド系利尿薬、ループ利尿薬、カリウム保持性利尿薬)、緩下剤や糖質コルチコイドとの併用により、主作用及び副作用を増強する。

30)ウワ・ウルシ 葉
酸性尿をもたらす薬物(尿酸排泄促進薬など)との併用により、抗菌作用が減弱する。

31)ホワイト・ウィロウ 樹皮
樹皮に含まれる活性成分によりサリチル酸の血中濃度上昇に関与する可能性がある。
しかしモノグラフが発行された1984年5月12日現在で、それを示唆する研究報告はない。

32)ビール酵母
MAO阻害剤との併用により、血圧の上昇を誘発する可能性がある。

33)ビール酵母/ハンセンCBS5926
抗真菌薬との併用により、ビール酵母の活性に影響を及ぼす。
※注意:MAO阻害剤との併用により、血圧の上昇を誘発する可能性がある。

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