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メディカルハーブリサーチ >No.34
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| 【海外の最新研究を紹介】 メディカルハーブリサーチ No.34 | |
| 「イランイランの精油は膀胱筋の収縮を緩和する作用を有する」 | |
| 発行:2004年11月1日 グリーンフラスコ株式会社 Text by Shio Murakami (グリーンフラスコ研究所) |
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膀胱が過度に収縮することにより起こる排尿障害や尿失禁といった不調に対しては、現在抗コリン作用を有する薬剤を処方しているが、副作用を伴うなど問題点を有する。ラットの膀胱の筋組織切片を20mlのバッファ槽に浸し、電気刺激付与もしくはベタニコール、ATP、水酸化カリウムを付与する刺激によって筋収縮を断続的に誘発して初期の収縮率を記録した(in
vitro)。30分バッファ水槽に組織切片を浸した後、0.05mlのイランイランの精油を付与して更に10分間浸し、その後、断続的な電気刺激を与えて収縮率の変化を検討した。その結果、電気刺激、ベタニコール、ATP、水酸化カリウムのどれを誘発刺激として用いた場合でも、誘発された筋収縮はイランイラン精油の付加により緩和された(図1,図2)。また白色家兎にベタニコール、ATPを注入し膀胱筋収縮を誘発、その1時間後にイランイラン精油(0.0001〜0.01ml)を静脈注射により注入、その後ベタニコールでの収縮誘発を繰り返し、収縮率の変化をみたところ(in
vivo)、0.001mlのイランイラン精油投与により収縮緩和の効果がみられ0.01mlでも同程度の収縮緩和であった(図3)。これらの結果より、イランイラン精油により膀胱筋の収縮が緩和されることが示唆され、膀胱筋の収縮、弛緩の調整の不調により起こる頻尿・尿意切迫感・尿失禁などの不調についての効果が期待される。 |
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