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カカオポリフェノールを豊富に含むダークチョコレートには血圧降下作用がある

 

初期の収縮期高血圧症と診断された患者13名がダークチョコレートとホワイトチョコレートを2週間摂取、ダークチョコレートでの収縮期の血圧降下作用が確認されたことが、Journal of American Medical Association誌(JAMA)2003年8月27日号に報告されました。ドイツのCologne大学薬学部のDirk Taubert氏らの研究グループは、最近軽度の収縮期高血圧症と診断されたが高血圧治療を開始していない55歳から64歳の13人をランダムに2群に分けて、カカオ由来の食品を摂取しない導入期間を1週間過ごした後、ひとつの群には、ポリフェノールを豊富に(500mg)含むダークチョコレートを1日当たり100gずつ、もうひとつの群には、カカオを含まないホワイトチョコレート90gを2週間摂取させ、その後1週間カカオ食品を摂取しない期間を経て、両群に逆のチョコレートを摂取させたところ、ダークチョコレートでは9日目から摂取終了後2日目まで有意に収縮期血圧が低下、拡張期血圧も10日目から15日目まで有意に低下し、摂取期間の平均で、収縮期血圧は5.1mmHg、拡張期血圧は1.8mmHg低下しましたが、カカオポリフェノールを含まないホワイトチョコレートでは、血圧低下は全くみられなかったとのことです。但し、長期的な影響については未検討であり、血圧降下を確認したチョコレート100gのエネルギー量480kcalを摂るには、通常の食事を減らすなどかなり工夫せねばならないようです。(Professional Mail No.220 2003/08/29 from MedWave より)

9/2/2003 Text by Shio Murakami

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