イブニングプリムローズ

学名

Oenothera biensis

英名

Evening primrose


科名

アカバナ科


使用部位

種子

成分

油脂〔リノール酸74.9%、γリノレン酸(GLA) 9.0%〕 タンニン(カテキン、エラグ酸)プロアントシアニジン


適応

乳房痛、月経前症候群、アトピー性皮膚炎、湿疹、関節リウマチ、AD/HD(注意欠如、多動性障害)


用法・容量

油脂をもっぱらカプセル剤として服用する
①月経痛月経前症候群 l日3,000 mg (GLAとして270 mg)を3回に分けて毎食後に服用
②湿疹、関節リウマチなどのアレルギー疾患 1日4,000~8,000mg (GLAとして360~720 mg)を3回に分けて毎食後に服用

 

禁忌

知られていない


注意事項

知られていない


相互作用

報告なし

安全性

AHPA安全性ハンドブックによるクラス分類:クラス1(適切な使用において安全)


概説

イブニングプリムローズの種子を圧搾して得た油脂には、必須脂肪酸であるリノール酸のほかに自然界で珍しい脂肪酸であるGLA(γリノレン酸)がおよそ8~9%含まれています。GLA は体内で代謝を受けてDGLA(ジホモγリノレン酸)となり、さらに抗炎症性のプロスタグランジ ンであるプロスタグランジンE1に変換され、消炎作用をもたらします。また、イブニングプリムローズの油脂はインターロイキン1βの産生を抑制することでも炎症を鎮めます。こうしたことから、イブニングプリムローズの油脂は乳房痛などの月経痛、月経前症候群や、アトピー性皮膚炎および関節リウマチなどのアレルギー性疾患に用いられます。また、イブニングプリムローズの油脂は体内での脂質代謝やカルシウム代謝に関与するため、肥満や爪髪の弱質化、AD/ HD(注意欠如・多動性障害 attention deficit / hyperactivity disorder)などにも用いられます。 なお、イブニングプリムローズの油脂は軟膏やクリームなどの剤形で、湿疹などに外用でも用いられます。その場合は基剤に10%程度配合しますが、リノール酸やGLAは酸化しやすいため、品質管理や保存に注意します。


緑のWikipediaに関連するページ

こちらのページもご覧ください