アーティチョーク

学名

Cynara scolymus

英名

Artichoke


科名

キク科


使用部位

葉部


成分

フェノール誘導体(クロロゲン酸、シナリン) フラボノイド(ルテオリン、スコリモサイド) 苦味質、セスキテルペンラクトン(シナロピクリン)


適応

消化器系疾患(胃痛、悪心、嘔吐、満腹感、鼓腸) 胆・肝障害   軽度~中等度の脂質異常症改善のための低脂肪食の補助剤


用法・容量

成人:1日量として乾燥葉5~10gを茶剤として服用  小児(4歳以上):年齢や体重に比例して投与


禁忌

胆管閉塞 アーティチョークアレルギー、またはキク科アレルギーの者   アーティチョークアレルギー.またはキク科アレルギーの者


注意事項

胆石症の患者は医師の診断後に服用


相互作用

報告なし


出典

ESCOPモノグラフ2009


安全性

AHPA安全性ハンドブックによるクラス分類:記載なし


概説

アーティチョークの葉に含まれているフェノール誘導体のシナリンやフラボノイドのルテオリン、苦味質のシナロピクリンは、肝臓におけるコレステロールの生合成を阻害するとともに、胆汁の分泌を促進してコレステロールの低下をもたらします。また、これらの成分がもつ強力な抗酸化能によってLDLコレステロールの酸化を抑制して、動脈硬化の原因となる血管内皮の酸化変性を防ぎます。フラボノイドのルテオリンは、スタチン系薬と同様にHMG-CoA還元酵素を阻害してコレステロールの生合成を抑制します。アーティチョークは安全性が高く、肝保護作用 も報告されています。植物性健胃薬にはペパーミントのような芳香健胃薬とアーティチョークのような苦味健胃薬があります。アーティチョークは苦味健胃薬の代表で、消化器系の機能を向上させるだけでなく、神経的なトニック(強壮)効果もあるため、盛夏の食欲低下や神経性の食欲不振症にも奏効します。なお、胃・胆嚢・腸にまたがる不調には、アーティチョークにダンディライオンの根やペパーミントをブレンドして用いることがあります。


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