ウィッチヘーゼル

学名

Hamamelis virginiana


英名

Hamamelis leaf

科名

マンサク科

使用部位

葉部

成分

タンニン5~10%(オリゴメリックプロアントシアニジンなどの縮合型タンニンとハマメリタンニンなどの加水分解型タンニン)
フラボノイド(ケンフェロール、クエルセチン)フェノール酸(カフェ酸、没食子酸)
揮発性分画0.04~0.1 4%(脂肪族炭化水素63%、モノテルペンおよびセスキテルペン11%、アルデヒドおよびケトン4.6%)


適応

内用:静脈瘤および痔
外用:打撲、捻挫、皮膚の損傷、皮膚および粘膜の局所炎症、痔、アトピー性皮膚炎、静脈瘤


用法・容量

内用(成人):2~3gを茶剤として1日3回服用
外用: 5~10gと250 mlの水で製した煎剤で湿布または洗浄


禁忌

知られていない

注意事項

知られていない

相互作用

報告なし


出典

ESCOPモノグラフ2003

安全性

AHPA安全性ハンドブックによるクラス分類:クラス1(適切な使用において安全)


概説

北米原産のウィッチヘーゼルはタンニンを豊富に含み、植物療法における収れん性ハーブの代表といえます。収れん作用のほかに抗菌、抗酸化、止血作用をもつため、静脈瘤や痔、口腔などの粘膜や皮膚の炎症、軽度の下痢などに内用や外用(含嗽剤や湿布、洗浄など)で用いられます。ひげそり後のスキンローションやデオドラントローションなど、香粧品の分野でも広く用いられています。タンニンは高温で溶出するため、茶剤や浸剤を製する際には必す熱湯を使用します。また、タンニンは抽出したあとに放置すると酸化重合してプロバフェンを生じ、タンニンとしての効力を失うので用時調製します。なお、ESCOPモノグラフ2003にはウィッチヘーゼル水(Hamamelis Water)も収載されています。これはウィッチヘーゼルを原料にした芳香蒸留水に蒸留後にエタノールを14 ~ 15%加えたもので、微量の揮発性成分、主に脂肪族炭化水素のアルカンやリナロール、非環式ジテルペンのフィトールや脂肪酸エステルなどを含みます。タンニンは含んでいませんが、適応はウィッチヘーゼルと同様で、外用では原液または3倍量の水で希釈して用います。


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