お役立ちサイトのデータベース

画像

ペパーミントPeppermint

 ペパーミントのさわやかなメントールの香りは中枢神経を刺激して眠けを吹き飛ばし、脳の働きを活性化します。またペパーミントティーは古くから食べすぎ、飲みすぎ、食欲不振、胃痛などに用いられてきました。科学的研究によるとペパーミントの精油は平滑筋に直接的に作用し、カルシウムイオンの調整を行って局所に鎮痙作用を発揮することが報告されています。このため鼓腸や過敏性腸症候群(IBS)にも適用されます。また精油には大腸菌や黄色ブドウ球菌に対する抗菌作用も確認されており、消化不良や吐き気にも用いられます。ペパーミントティーは胃腸だけでなく肝臓や胆のうの働きも促し、また清涼感にあふれる風味を利用してブレンドの素材としても多用されます。ドイツでは小児科で胃の不調にペパーミント67%、ジャーマンカモミール(Matricaria chamomilla)33%の割合のブレンドティーが処方されています。なお精油はリウマチや筋肉痛に外用で用いられ、緊張型の頭痛にエタノールのチンキ剤を外用で用いる例もあります。

ペパーミント

データベース一覧へ戻る