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1.J-aromaおよびJ-herbプロジェクト

わが国では古くから冬至にユズ湯に入る習慣がありますが、最近のアロマセラピーの研究ではユズの精油に血行促進作用があることが報告されています。こうした先人達の知恵に学んでエコロジカルなライフスタイルを復活させるため、グリーンフラスコではJ-aroma(国産精油)やJ-herb(国産ハーブ)の製品化を行っています。こうした製品はセルフケアに役立つだけでなく、地域の雇用を生み、都市と地方をつなぐメディアとしての役割を担っています。

2.薬用・アロマティック植物保護プロジェクト

今日流通している薬用・アロマティック植物(MAP~medicinal and aromatic plants)のほとんどは野生から採取されていますが、乱獲などにより生育環境が悪化しています。また、生物多様性条約では遺伝資源の取得の機会、およびその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を実現することが規定されており、名古屋で開催されたCOP10やインドで開催されたCOP11では先進国と途上国との間で活発な話し合いが行われました。グリーンフラスコではトラフィックイーストアジアジャパンより協力を得ながら、こうした問題に対して定期的に報告会を開催しています。

3.フェアトレードプロジェクト

フェアトレードとは、世界経済や金融システムのゆがみによって貧困に追いやられている途上国の人々を支えるための公正な貿易を言います。「お買い物から国際貢献」というコピーがあるように、ハーブティーやチョコレートを購入する際にフェアトレード商品を選択することで現地の人々を支えることができるのです。ハーブやスパイスはもともと途上国の一次産品であるため、フェアトレードに適した商品と言えます。グリーンフラスコでは、ピープルツリーやネパリ・バザーロ、プレスオールターナティブやPARC(アジア太平洋資料センター)などから信頼のおけるフェアトレード商品を仕入れ、販売しています。

4.環境教育プロジェクト

米国では、自然体験が少ない子供たちに見られる心身の不調の原因のひとつとして「自然欠乏障害(自然欠乏症候群)」という概念が提唱されています。グリーンフラスコでは「森は自然のホスピタル」という考えのもと、環境教育の場として知られる長野県清里の(財)キープ協会や環境先進都市である北海道下川町のNPO「森の生活」などとコラボして、宿泊型の環境教育プログラムを実施しています。また、都市部での環境教育として、自由が丘店にて親子で楽しめるネイチャーゲームなどのワークショップを開催しています。

5.森林資源保護プロジェクト

地球温暖化防止のカギを握ると共に、私たちにさまざまな恵みをもたらす生態系としての森林を守り、かつ活用する方策を探るため、グリーンフラスコでは2003年12月より、こうした分野で先進的な取り組みを行っている北海道の下川町森林組合と正式に事業提携を結んで活動しています。こうした関係が商品の形となって実を結んだのがFSC認証マーク付きの北海道モミ精油です。また、グリーンフラスコでは絶滅の危機にあるインド産サンダルウッドやブラジル産ローズウッドの精油の取り扱いを2006年3月に中止しています。

6.難民支援プロジェクト

難民とは迫害などによりやむを得ず母国を離れた人々を言いますが、わが国の難民に対する受け入れや対応は先進国の中で著しく遅れています。難民支援の対象者はアフリカや東南アジアなど、かつて植民地支配を受けた国々の人が多く、精油やハーブの生産国と重なります。グリーンフラスコでは、1990年に設立されたUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協働して国内の難民支援に取り組んでいるNPO難民支援協会に協力する形で難民支援活動を行っています。(自由が丘店とバロンホールに募金箱を常設しています。)

7.ヘンプ(大麻)普及プロジェクト

ヘンプ(大麻)と聞くと驚かれる方も多いと思いますが、法律で規制されているのは葉と花穂の部位のみで、種子を絞ったヘンプ油は炎症体質を改善するアルファリノレン酸の供給源として注目を集めています。また、ヘンプは成長が早く、衣類や建材、燃料など利用範囲が広いため、環境問題の解決の糸口として期待されています。さらに、最近では欧米で医療用大麻の研究や臨床応用が進み、がんや多発性硬化症などの患者さんに用いられています。グリーンフラスコではヘンプに関しての正しい情報提供と普及活動を行っています。

8.ヘルスリゾート推進プロジェクト

ヘルスリゾートとは森や海などの自然条件が病気の予防や治療に適することが科学的、経験的に実証されている場所を指し、そこで行われる医療をヘルスリゾートメディスンと言います。ヘルスリゾートは従来の自然破壊型のリゾート開発ではなく、地域の自然と文化を固有の資源として生かし、疲れた都会人が元気を回復する場所なのです。また、ヘルスリゾートでは地域の人々と都会人との交流が生まれ、地域に雇用を生み出します。グリーンフラスコでは医師や保健師、ランドスケープアーキテクトなどの専門家から成るヘルスリゾート研究所を2010年に設立し、関連情報の提供を行っています。