お役立ちサイトのデータベース

画像

ルイボスRooibos

 ルイボスの名前の由来はレッドブッシュ(赤いヤブ)にあり、その名の通り赤褐色の針状の葉が外見上の特徴です。ルイボスは南アフリカ共和国特産のハーブで、しかも喜望峰にほど近いシェダーバーク山脈の周辺にしか生育しないことで知られます。周辺の先住民の人々が「不老長寿のお茶」として日常的に古くから飲用してきた歴史があり、その後18世紀後半にスウェーデンの植物学者が欧米に紹介したことから、その飲みやすさも手伝って米国やドイツに単独で、またはブレンドの材料として急速に普及しました。わが国への導入時は活性酸素の消去機能が高いことで話題になりましたが、現在では冷え症や便秘、活力不足やアレルギーなどの諸症状に服用されています。ルイボスのこうした働きのメカニズムはまだ完全には解明されていませんが、アスパラチンやルテオリンなどのフラボノイド類が関与していると思われ、アレルギーに対してはリポキシゲナーゼ阻害作用が報告されています。

データベース一覧へ戻る