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カユプテCajeput

インドネシアやベトナムなど東南アジアからニューカレドニアなど北オーストラリアまで広く生育するカユプテは、ユーカリやティートリーと同じフトモモ科の木本で、高さは20メートルを超えることもあります。マレー語でカユプテが「白い木」を表すように、カユプテは樹皮が白いのが特徴です。また、カユプテが別名ホワイトティートリーと呼ばれるのはカユプテの葉を蒸留して得た精油がシネオールやテルピネオールを含み、ティートリーの精油成分とよく似ているためです。ただし、ティートリーの精油よりシネオールの含有量が格段に多いので、香りは清涼感に富んだカンファー様のスパイシーな香りです。カユプテの精油は抗菌力や抗ウイルス力をもち、かつ揮発性が高いので、風邪や気管支炎などの呼吸器系のトラブルや花粉症などに蒸気吸入などで用いられます。また、同じフトモモ科のクローブの精油のように歯の痛みに用いたり、頭痛・神経痛・リウマチなどの痛みに用いることもあります。

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