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キャッツクローCat's claw

 薬草の宝庫と言われるペルー、アマゾンのハーブの中でも欧米で最も知名度が高いのがキャッツクローです。キャッツクロー(猫の爪)という名前の由来は葉のつけ根に猫の爪のようにそり返ったするどいトゲが生えていることによります。ケチュア族やアシャニンカ族などのペルー・アマゾンの先住民はキャッツクローをリウマチや胃潰瘍、ガンなどのさまざまな疾病に用いてきましたが、欧米の研究者によってその効果が科学的にも実証されつつあります。特にリウマチや関節炎など激しい痛みを伴う炎症に用いられることが多く、有効成分としてはオキシインドールアルカロイドに属する数種のアルカロイドが同定されています。これらのアルカロイドは免疫応答が確認されており、抗ガン作用や抗HIV作用の研究が進められています。WHO(世界保健機関)では伝統的な薬用植物の再評価を進めており、1994年にはキャッツクローを副作用の少ない抗炎症剤として認めています。

キャッツクロー

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